超勤が家庭生活に悪影響
男性32％・女性55％がある　三十代・四十代が最も痛感

　超勤の影響の第1位・2位となった、家庭生活への悪影響や健康への悪影響を感じている人は、性別や年代別で大きく違うことも分かりました。（グラフ2）

　性別では、女性が多く、特に家庭生活に悪影響を及ぼしたと回答した人は、男性が32．1％であるのに対し、女性ではなんと55．9％に達しています。同様に、健康に悪影響を及ぼしたと回答した人も、男性の20．1％に対し、女性は31．5％と、女性が上回っています。
　また、家庭生活に悪影響を感じている人は、世代別では、二十代で47．8％と平均をやや上回り、四十代では半数を上回る53．6％と高くなり、三十代では54．1％と最も高くなっています。
中堅世代職員の仕事と家庭の両立に苦労している姿が目に浮かぶようです。