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こんな職場、こんな仕事
第14回
主税局支部
自動車税総合事務所

 今回の職場訪問は、JR池袋駅の西口から徒歩2分の豊島合同庁舎の中にある自動車税総合事務所です。夏の日差しが照りつける暑い日の午後、取材にお邪魔しました。お話を伺ったのは分会長の富田さんです。

お話を伺った分会長の富田さん

豊島合同庁舎の外観
6階7階が自動車税総合事務所です

自動車税事務の集中化のため設置

 自動車税は自動車の所有者に対して課税される都道府県税です。都内には品川、足立、練馬、多摩、八王子の五つのナンバーがあります。これらの車両が課税対象車で340万台(03年度)ほどあり、納税額は年間1200億円以上、都税収入の3%程度になります。収入歩合も毎年改善されています。
  自動車税総合事務所は自動車税の普通徴収にかかる賦課・徴収事務を行なっています。85年4月に自動車税オンラインシステム稼動や自動車税の賦課徴収権の都税事務所からの委譲を契機として、港区西麻布に設置されました。そして、97年4月に自動車税関連事務所の組織整備が行なわれ、現在地に移転しました。

デザイン、凝った庁舎
使い勝手に疑問

 自動車税総合事務所の入っている豊島合同庁舎は豊島都税事務所や総合支援システム(タックス)が入っており、97年4月にオープンしました。
  外見は洒落たデザインですが、当初の計画と違い、駅からの地下通路との接続が困難となり、使い勝手の悪い、無駄なスペースの多い庁舎になっています。
  また、コンピュータ室があるために、地下室の構造も浸水を防ぐ工夫がされ、セキュリティ管理も徹底しているそうです。

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