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築地

市場の24時間活動を支える夜勤体制

 東京都は市場の開設者として、市場関係業者の取引業務や施設使用の適正化を図り、生鮮食料品の円滑な供給を確保するため、施設の維持管理や業務の指導監督を行っています。そのため、現業、非現業合わせて事務、巡視、電話交換、電気、機械など、職員137名と31名の再雇用が配置されています。市場は夜の入荷から、早朝の卸売り業者のせりや相対による売買取引、買出し人による仕入れ、商品の搬出、清掃と24時間休まず営業活動しているため、市場の運営を支える職員も交代勤務で夜勤体制をとって対応しています。
 巡視職場は庁舎警備にとどまらず、広い場内で事件が起きればなんでも初期対応の窓口になり、交通整理や事故対応、拾得物や見学者対応までてんてこ舞いです。交番が近くにあっても場内のことに警察は手を出さないそうです。これだけ多くの人間や車両が集まっているのですから、場内の秩序を維持するためには苦労が多いとのことです。8人体制で夜勤しますが、市場は深夜の入荷も多く、仮眠もままならないことが多いとのことです。
 施設の維持管理を担当する設備課でも、海水からの「ろ過水」をつくる施設や電気設備など24時間対応が必要で夜勤体制がとられています。場内で応急補修が必要な事態が起きるとすぐに対応しなければなりません。
 また、電話交換職場では内線が千4百回線あり、昼間8千着信、委託している夜間で4千着信あります。業者の屋号を記憶しておかなければ仕事になりません。
 職場では毎年の定数削減、現業の退職不補充により、執行体制がぎりぎりになっており、これ以上は工夫のしようがないところまできています。「現職死亡」も発生し、問題となっています。

豊洲移転の動きが進む

 本館の建物は開設当時のままで、築68年で、古びていますがコンクリートの柱は太く、地震にも強いそうです。アールデコ様式で建築されており、見学者も多いそうです。
築地市場は施設の老朽化や狭隘化が著しいため、東京都としては豊洲地区への移転を決定し、基本計画の策定を進めていますが、PFIの活用も含めて検討されており、職場が確保されるか不安が出ています。
 築地市場の将来構想についてどう職場の意見を反映させていくのか、大事な時期になっているそうです。「少なくとも現在働いている職員が安心して働き続けられる職場にしていきたい」という久保分会長の言葉が印象的でした。


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