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こんな職場、こんな仕事
第10回
社会保険支部  
大森社会保険事務所

大森社会保険事務所

相川さん(左)と吉井さん(右)

 今回の職場訪問はJR大森駅からすぐそばにある大森社会保険事務所を訪れました。お話を伺ったのは大森分会長の吉井さんと支部執行委員の相川さんのお二人です。

業務増でも定数増えず

  社会保険事務所は政府管掌健康保険、厚生年金保険、国民年金の給付や保険料の徴収、年金相談などを行なっています。都内には社会保険事務局のほか、23区内に26ヵ所、三多摩地区に4ヵ所の計30ヵ所の社会保険事務所があります。面積の広い三多摩地区の中に4ヵ所の事務所ですから、それぞれの事務所が受け持つ区域も広いし、対象者も多いので負担が重くなっているそうです。大田区内には大森事務所と蒲田事務所があります。住民が多いこともありますが、旧行政区の名残で地域割りが行なわれています。
  社会保険事務所の仕事は2000年4月に国に一元化されました。しかし、仕事が増えても、正規職員の定数増は行なわれませんでした。この事務所には45名の定数と推進員6名、相談員5名が配置されていますが、職場の状況はかなり厳しくなっているそうです。

年金の相談で来訪者は増えています。

増える年金相談

 1階の入り口には年金相談室があり、4つの相談窓口があります。相談の内容は多岐にわたりますが、年金給付の相談が多いとのことです。相談件数は昨年春から増えており、一日120人程度の都民が訪れます。年金関係の報道も増え、制度改正への国民の関心が高くなっていることも反映しているようです。相談に要する時間は平均15分ほどですが、多いときは60人待ちにもなります。
  厚生年金の給付のためには過去の勤務した会社の加入記録が必要となります。どこの事務所でも調査できるようになっていますが、やはり、会社のあった住所を管轄する社会保険事務所に相談するのが一番のようです。

問題ある年金制度改正

 今回の年金制度改正法案は保険料を引き上げ、給付を引き下げる内容となっています。社会保険事務所にも多くの苦情電話があります。苦情が多いのは当然ですが、職員は対応に苦慮しているそうです。国民年金の収納率を上げるよう言われていますが、被保険者の理解を得られず、苦労することも多いようです。
  また、分会の掲示板には、他県の社会保険事務所の組合から送られた激励の壁新聞や分会の団結寄せ書きが貼り出され、しっかりした分会活動が行なわれていると思いました。

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