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都庁職新聞5月号
機関紙都庁職400号を記念して

                                       委員長 氏家祥夫

 都庁職が本格的な活動を開始したのは1978年11月の第6回大会からでした。
 都庁職の役割は@都職労の綱領に基づきその内部組織として活動する。A対都独自事項(賃金・労働条件など)をたたかう。というものでした。
 この大会で初めて4専門部が設けられ、私が初代教宣部長に就任しましたが、メンバーは最小限の2名で、 2人とも本部での機関紙活動の経験はありませんでした。見出しも割り付けも初めての事ばかりで、印刷所の係長にどなられながら、創刊号の発行に漕ぎ着けました。新しいものへの挑戦と熱気が原動力でした。
 初期の機関紙活動で思い出されることは、『都庁職新聞』の第三種郵便の認可を取ることでした。普通郵便では割高で、何としても認可を取らなければなりません。
 ところが都庁職には発行や購読の実績がありません。又、認可する中央郵便局審査委員会でもこの10年以上も一万部以上発行の新聞の審査をしておらず困難を極めました。そのため、半年間に渡って千人を越える組合員に協力してもらい実績をつくり、全逓中郵支部の協力を得て、1980年5月にやっと取得することができました。  「第二臨調」以降だったら不可能だったと思います。
 その後、教宣活動は大きく前進し、機関紙『都庁職』は4ページ建てになり、「都庁職ニュース」、「かべ新聞」、速報「都庁職ニュース」を発行し、百万枚の都民宣伝を繰り広げています。
 機関紙「都庁職」は組合員の声を組織と運動に反映し、組合員間の交流をはかり、都庁職の動脈の役割を果たしています。
 四百号を記念して都庁職のホームページをスタートします。
 これまで以上に皆さんの声を反映し充実させていただくことを心からお願いするものです。

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