7月21日に第38回障害をもつ組合員懇談会を開催
全盲の弁護士、大胡田さんの講演会に決定
今年懇談会のテーマは…
障害者差別解消法を入口に国際都市にふわしい施策を
都庁職は、障害をもつ組合員の雇用の安定と労働条件の改善を求め、当事者を中心とした「障害をもつ組合員懇談会実行委員会」を定期的に開催し、障害者を取り巻く情勢の確認や職場課題の検証を通し運動の強化を目指してきました。
毎年開催される懇談会では、時々のテーマを設定し、講演会や学習会を開催してきました。
今回の講演会(懇談会)は、テレビドラマにも取り上げられ、全盲の弁護士として有名になった大胡田誠さんを講師にお招きし、弁護士そして障害当事者としての立場から来年4月に施行予定の「障害者差別解消法」と「障害者雇用促進法」のポイントや、運用にあたっての課題などについて学習します。
やっとここまで…差別の解消から禁止へ
障害者差別解消法は、「障害を理由とする差別の解消を推進することにより、全ての国民が障害の有無によって分け隔てされることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現をめざし」2013年6月26日に公布されました。(2016年4月1日施行)
この法律では、主に次のことを定めています。
- 国の行政機関や地方公共団体等及び民間事業者による「障害による差別」を禁止すること。
- 差別を解消するための取組について政府全体の方針を示す「基本方針」を作成すること。
- 行政機関等ごと、分野ごとに障害を理由とする差別の具体的内容等を示す「対応要領」・「対応指針」を作成すること。
毎日の仕事や社会生活の中で、常に大切にしなければならない「障害者の権利擁護・拡大」について共に学んでいきましょう。
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