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伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
 
不当処分を撤回せよ! 計25名に及ぶ不当処分

 

停職2日を最高に

 

 都当局は、2月16日、都労連・都庁職の2014年における対都賃金闘争などを理由に、全体で停職2日を最高として41名、都庁職関係で、都労連役員2名に対し停職1日、都庁職役員には停職2日1名、停職1日1名など、計25名に及ぶ不当な行政「処分」を発令しました。

 

都側の強硬姿勢で交渉は難航

 

 不当「処分」は、役員だけでなく支部役員にも及んでいます。
 2014年対都賃金闘争は、「監督職制度の見直し」「昇給制度の見直し」「地域手当の支給割合の見直し」「勤勉手当の成績率の見直し」の4課題に、都労連諸要求の実現を対置した闘いでした。総決起集会や都庁包囲デモをはじめ、早朝宣伝・都民宣伝・要請行動など労働組合として当然の闘いを展開、闘争山場の11月13日には1時間ストライキを配置し、都側に決断を迫りました。
 都労連は、一貫して誠実に協議を行ってきました。都側が都労連要求に対して一切応えず、自らの提案に固執し、強硬姿勢を強めたことで交渉は混迷しました。都労連は、都側に誠意ある回答を求めるとともに、要求実現、解決に向けた交渉を進めるため、11月6日に29分時間内職場集会を実施しました。
 都側の姿勢は変わらず、交渉は難航を極めましたが、1時間ストライキを背景にした都労連の闘う姿勢が、都側に最終回答を決断させました。

 

当局に抗議し即時撤回を求める

組合員の怒りと行動が状況を打開した

 

 都労連・都庁職が展開した諸闘争は要求実現に向けた正当な活動で、非難されるべきは、都側の交渉態度です。日本国憲法第28条で保障された権利である労働組合活動への不当な「処分」は、到底受け入れられません。
 不当「処分」に対し、都庁職は2月16日「不当な行政処分に抗議し、即時撤回を求める声明」を発表。また、17日には、今回の不当「処分」に対し、都当局に抗議し、「不当な行政処分に抗議し、即時撤回を求める申し入れ」を行って、処分撤回を求めました。
 都庁職は、戒告以上の不当「処分」に対し、人事委員会と東京都労働委員会に提訴しました。今後も不当な「処分」に強く抗議し、都当局に「処分」の撤回を求めます。また、都側の弾圧に屈せず、引き続き職員の労働条件改善と公務・公共サービス充実のために闘います。

 

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