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伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
 
職場はいま 各支部リレー〈10〉

 

事故は現場で起きている!
東京港管理事務所
港湾支部

 

事務所の監視モニター
打ち合せ中の職場

 映画のセリフ「レインボーブリッジ、封鎖できません」の橋と2011年開通の「東京ゲートブリッジ」の2橋及び臨海トンネル、第二航路海底トンネル等4トンネルの管理は、港湾局で行っています。構造が特殊かつ大規模な施設であることと、監視費用削減と事故対応力向上を図るため、監視業務を一元化し、業務委託で24時間365日監視業務が行われています。

 

大型コンテナ車の炎上に対応

 

 監視モニターは港湾道路管理課執務室にも設置してあります。橋上の大型コンテナ車の炎上やトンネル内で乗用車とコンテナ車が接触する事故等が画面に映ると空気が張り詰めます。
 維持管理の統一化を図り、一元的に管理する部署として、1995年4月に東京港管理事務所港湾道路管理課が設置されました。
 課体制は、調整係、監察占用係、補修係、設備係の4係。職員定数17名(事務6、技術11)で、業務の対応に日々奮闘しています。
 管理対象施設は2橋4トンネルのほか、東は江東区若洲から南の大田区城南島まで、港区、品川区の4区にまたがる道路(延長約74キロメートル)があります。多くは各ふ頭に連携して、港湾物流を増進する機能を果たしています。これらの道路は、ふ頭に隣接する海上公園や住宅団地等に移動する車両の利用が多く、臨海副都心区域内の道路を含め既成市街地の道路と同様の利用実態となっています。

 

地震、台風など災害時は巡回・封鎖

 

 主な業務として、警察、区、業界団体、住民等からの苦情要望対応及び安全対策、建設局や区への道路移管にあたっての調整、地元道路利用者との調整、自然災害(地震・強風・台風・雪)時の巡回・封鎖等があります。他に、道路台帳保管・補正業務、監察・占用許可に関連する調整業務、そして、道路の維持補修業務、街路樹等緑地管理もあります。道路の補修では、重量車両の通行による損傷が頻繁にみられ、限られた予算内で効率的な執行に努めて施設の延命を図りますが、厳しい状況です。平成25年度予算額35億4千万円、設計・監督件数406件、共に前年度比30%の増です。
 電気・機械の設備に関しては、照明設備だけでなく、交通管制設備、防災設備、換気設備、受変電設備、昇降施設等多種複合的で重要な設備を抱えています。対応には、細心の注意のもとに迅速かつ的確な実施が求められ、職員一丸となって取り組んでいます。

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