職場はいま 各支部リレー〈9〉
多摩地域の環境行政の拠点
東京都多摩環境事務所
都市整備環境支部
東京都多摩環境事務所は、立川市錦町にある東京都立川合同庁舎(1964年に建設)の3階と4階に入っています。
多摩公害事務所として発足
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現在の東京都立川合同庁舎収 |
事務所は、美濃部都政の1971年12月1日に東京都多摩公害事務所として発足。2002年4月1日に緑の一元化で、建設局から自然公園事業、産業労働局から鳥獣保護の事業が移管され、2004年4月1日に森林保護業務が移管されました。
事務所には、管理課、環境改善課、自然環境課、廃棄物対策課の4課があります。
管理課には、庶務係、経理係、火薬電気係、ガス冷凍係があります。環境改善課には、調整係、土壌地下水対策係、水質係、大気係があります。自然環境課には、保全係、指導係、自然公園係、鳥獣保護管理係があります。そして、廃棄物対策課には、浄化槽係、審査係、規制指導係があります。
事務所の業務としては、市町村などの連絡調整、火薬・煙火消費許可・届出、高圧ガス・液化石油ガス・冷凍機の製造許可・届出、騒音振動規制、水質規制、水質監視、地下水揚水規制、大気規制、大気監視、土壌汚染対策、自然公園内の行為の規制、緑化指導、保全地域の規制、保全、鳥獣保護管理、狩猟に関する業務、森林保護、浄化槽の届出・指導、産業廃棄物処理業の許可・指導などを行っています。
専門的非専務的非常勤(自然保護員。通称・都レンジャー)、非専務的非常勤職員、市などからの派遣職員を含めて、総勢114名の事業所です。
職場は立川、高尾山、奥多摩、御岳、檜原に点在
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新築中の庁舎 |
職場は、高尾山山頂の高尾自然公園管理センター、奥多摩駅そばの奥多摩自然公園管理センター、御岳インフォメーションセンター、檜原村役場内と広範囲に点在します。
庁舎が老朽化し、執務室が狭いため組合で要求していた新庁舎が現在、東京都立川合同庁舎の裏の敷地に建設中です。来年3月末に完成予定です。新年度に新庁舎に引越し、現在の立川合同庁舎は解体され、74台の駐車場になる予定です。新庁舎は、4階建で地下1階に文書倉庫、多摩環境事務所の水質関係室、大気検査室、機器調整室、機械室、1、2階に立川都税事務所、2階に多摩建築指導事務所、3階に多摩環境事務所、4階に多摩教育事務所、西部学校経営支援センター、教育相談センター立川出張所が入る予定です。
現在の立川合同庁舎では、天気の良い日には、窓から富士山、丹沢などの山並みを綺麗に見ることができます。
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