都庁職(東京都庁職員労働組合公式サイト)

伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
 
新入職員の皆さん ようこそ都庁職へ
都庁職執行委員長伊藤幸男
新入組合員歓迎パンフをご活用ください

 新入職員の皆さん、都庁職を代表して心から歓迎します。皆さんが、働きやすく、働きがいのある職場と労働条件の改善を求め、職場の仲間と、手を携えていただくことを願っています。
 労働組合は、賃金・労働時間、休暇制度、人事・給与制度、職場環境など労働条件を改善させ、労働者の生活と権利を守るためにたたかう組織です。
 私たち公務員は、憲法に保障されたストライキ行為を禁止されるなど労働基本権の制約を受けていますが、現行制度の下でも、賃金・労働条件について、労使が自主的に交渉し、決定していくという基本姿勢で組合活動を行っています。
 東京都の職員は、この13年間に清掃事業の区移管を除いても1万人を超える定数が削減され、健康破壊、とりわけメンタルヘルス不全が急増する極めて劣悪な職場環境となっています。さらに、都政リストラの手法として、民間委託が進められるとともに、非正規職員も増大しています。
 東日本大震災から3年が経ちましたが、未だに復興のめどが立たず、復興に向けた懸命な努力が続けられています。東日本大震災では、市町村の合併や職員の削減により、被災状況の把握すらできず、復興の中心となるべき自治体の役割が果たしきれなかったことから、どんな状況でも柔軟に対応できる正規職員を基本とした自治体の確立の重要性が指摘されました。
 首都圏でも直下型地震への現実的な不安が高まるもとで、東京都が果たすべき機能を十分発揮しうる体勢の強化が求められています。
 公務員を取り巻く状況は大変厳しくなっていますが、私たちは、自治体労働者として、職場を守り、都民の生活と安全を守る都政の実現を求めています。そのためにも、職員の労働条件改善が必要であり、諸要求実現に向けて頑張っています。
 職場、仕事を動かしているのは都に働く仲間たちであり、あなたもその一員となります。
 労働組合は、皆さんの意志と団結と闘いによって成り立っています。
 労働者ひとりひとりの力が結集してこそ、労働組合は大きな力を発揮することができるのです。
 今春入都された皆さんには、是非とも都庁職に加入し、共に歩んでいただくことをお願いし、都庁職を代表しての歓迎の挨拶とします。


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