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伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
 
再任用職員採用先行 申込開始
必ず提出を 短時間勤務の希望聴取

更新者も含め再任用 希望者は必ず申込を

 再任用の申込みが始まりましたが、「再任用の勤務形態」等労使で協議している中での異例な申込みとなりました。都労連は、「勤務形態は、労使協議中であることを周知すること」を前提に、募集を開始することを了承しました。再任用を希望する方は、更新を希望する方も含め、必ず申込みを行ってください。



 高齢期雇用をめぐり、「雇用と年金の接続」について、都労連は、夏季一時金交渉期以降も交渉を進めてきましたが、当局は、総務省の技術的指導や人事院が「報告」に留まる中で、頑なな交渉姿勢を強めてきました。
 この間、当局は一貫して、再任用フルタイムを基本とする考え方を示してきました。
 当局は8月末、再任用の採用選考が迫る中で、現在勤務している再任用職員も含め、全員フルタイム勤務を前提とした募集を開始するとしました。しかし、その後の都労連との交渉で、勤務形態は引き続き協議することを前提に再任用の募集が開始されました。


継続協議を前提 募集開始を判断

9月3日、小委員会交渉
【当 局】
 (1)任用方法は、フルタイムを基本とし、退職時の職級又は下位の級に任用する。申込みの際、短時間勤務の希望とその理由を併せて聴取する。短時間勤務の職設置の必要性について、都労連要求も踏まえ、職員の意向の実態も参考にしながら検討、協議を進める。(2)採用方法は、従前の勤務実績等を採否基準とした選考で、更新の場合も同様。採否基準については、希望者全員雇用の要望についての意見もさらに伺いながら、理解を深めていく。(3)成績率の適用は不可欠。(4)平成25年度の業績評価から相対評価を適用する。(5)給与水準は人事委員会勧告を踏まえて対応すべき。(6)その他の事項は、現行制度を基本に考える。労使で妥結していない中で募集を実施するが、きめ細かく意向確認を行う。


当局との確認事項
● 今回の再任用選考申込みは、更新者も含め再任用を希望するかどうかの申込みです。勤務形態(フルタイム勤務、短時間勤務)については、労使協議中です。
● 今年度の再任用選考の申込みは、今回の募集のみです。そのため、勤務形態の希望に係らず、再任用を希望される方は、必ず申込みを行ってください。
● 「短時間勤務に関する希望聴取」については、短時間勤務の希望の有無に係らず(フルタイム再任用を希望する方も)、必ず提出してください。また、申込書とは別のもので、採否には関係しません。

【都労連】
 (1)勤務形態をはじめ、制度はあくまでも協議中であることを周知・徹底すること。(2)現行制度の短時間勤務職員の更新は、原則短時間勤務とする取り扱いを早急に明らかにすること。(3)都労連要求に即した労使協議を行うこと。(4)交渉姿勢を直ちに改めること。
 以上のように都労連は、選考募集事務や更新事務の時期となっていることから、希望者全員雇用と勤務形態について、継続協議を進めることを前提に、募集開始について、判断したものです。

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