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伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
 
新 春
執行委員長 阿部孝宣

執行委員長 阿部孝宣
 組合員の皆さん、新たな年を迎えるにあたり、昨年も賃金確定闘争や予算・人員要求実現の闘いに、結集していただいたことに感謝を申し上げます。
 12賃金確定闘争は、賃金削減措置がされている国家公務員とのラスパイレスを引き合いにして政治的に利用した財務省が、地方公務員の給与削減を求めるなど大変厳しい情勢の中で闘われました。
 公務員給与削減攻撃に関わる情勢の厳しさが、都労連要求にまともに応えない都側の頑なな交渉態度の背景となり一昨年の確定闘争から引き続き協議となっていた「これからの人事制度の基本的方向」に基づく改悪三提案、退職手当見直し提案等に固執する極めて困難な闘いでした。
 また、石原前知事が突然辞任する中で知事不在という極めて異例の確定闘争となりました。結果として、政治的勧告の内容を押し返すことはできませんでした。
 確定闘争の現実の到達点を見れば組合員にとって大変厳しい到達点と言わざるを得ません。
 しかし、当局案に固執する頑なな姿勢を職場からの団結で一定の押し返しをして都側の最終回答として引き出したものです。
 昨年末の都知事選挙では石原前知事の福祉切り捨て、大企業開発優先で都民に冷たい都政を全面的に継承する猪瀬直樹新知事が誕生しました。
 石原都政の13年半は「都政の構造改革」により、1万8千人を超える定数削減、組織の統廃合、事務事業の民間委託路線の推進により、行政の果たすべき役割を大きく変質させてきました。
 今年もこうした攻撃に抗し、住民福祉の向上という自治体本来の役割を発揮できる都政を展望し、組合員の皆さんとともに取り組みを進めていきます。
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