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伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
  職場はいま 検証〈11〉

印刷系でうれしい新規採用
                   都立中央・城北職業能力開発センター

飯田橋分会のみなさん
飯田橋分会のみなさん
今年入都した組合員(グラフィック印刷科)
今年入都した組合員(グラフィック印刷科)
今年入都した組合員(DTP科)
今年入都した組合員(DTP科)
 6月上旬、飯田橋にある都立中央・城北職業能力開発センターを訪ねました。
 当センターは14ある職業能力開発施設の一つで、地下鉄大江戸線飯田橋駅との合築により、飯田橋技術専門校として開校しました。
 飯田橋校分会の玉虫分会長、島根さん、田村さんにお聞きしました。

印刷科は都内でここだけ

   「センターには、都内では唯一、グラフィック印刷科や印刷企画営業科があります。今年度は8年振りに印刷系の指導員の新規採用が2名ありました。
 センターでは、訓練生、修了生に職業紹介をおこなっています。指導員が一人ひとりの特性を把握しきめ細かい相談を心がけ、業界、企業の求めているものをキャッチし、人材育成を推進しており、就職率は民間の学校より10ポイント上回っています。
 06年の東京都版市場化テスト導入により、もともと直営であった事務系科目を民間に委託していますが、訓練以外の入校選考等の事務は当センターで行うので大変です。15名募集に60数名、30名の募集に100名の応募があり、面接は二人一組でやりますので、部からの応援を頼んだりしています。民間に委託しても入口と出口はこちらでやります。」

選考は年間一万人

 センターでお話をお聞きしたあと、歩いて5分程のところにある再就職促進訓練室も案内していただきました。校内にスペースがないため、「東京しごとセンター」の1室に設けているとのことです。促進訓練室の方にお話しをお聞きしました。
 「国の緊急雇用対策の一環として、民間教育訓練機関に委託した職業訓練が大幅に増加しました。ここでは業者の選定から入校・修了の事務、委託先の巡回までを、11名の常勤職員と17名の非常勤職員で行っています。
 年間1万人に近い生徒の選考は、毎月行っています。書類選考がほとんどですが、面接を行う選考もあります。面接は多いときには30〜40人となります。雇用保険を受給する生徒も多いため、ハローワークとの調整も行っています。」と話してくれました。
 一部の訓練は委託されましたが、ニーズにあった訓練や生徒の就職のためにと日々努力されています。
 生徒のためにも訓練から就職までを一貫して行うべきと実感させられました。
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