都庁職(東京都庁職員労働組合公式サイト)

伊ヶ谷地区海上より見る三宅島
伊ヶ谷地区海上より見る三宅島 撮影2003年4月10日三宅支庁提供
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都庁職新聞
 
新入職員の皆さん ようこそ都庁職へ
都庁職執行委員長 阿部 孝宣

都庁職執行委員長 阿部 孝宣
 新入職員の皆さんに、都庁職を代表して、心から歓迎します。皆さんが、働きやすく、働きがいのある職場と労働条件の改善を求め、職場の仲間と、手を携えていただくことを願っています。
 労働組合とは、賃金・労働時間、休暇制度、人事・給与制度、職場環境など、労働条件を改善させ、労働者の生活と権利を守るためにたたかう組織です。
 私たち公務員は、憲法に保障されたストライキ行為を禁止されるなど労働基本権の制約を受けていますが、現行制度の下でも、賃金・労働条件について、労使が自主的に交渉し、決定していくという基本姿勢で組合活動を行っています。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から1年が経ちました。皆さんの中には、被災地に親族や友人をお持ちの方もいらっしゃると思います。心からお見舞い申し上げます。
 被災地では、自治体職員の支援に大きな期待が寄せられており、岩手・宮城・福島の被災3県には都職員の長期派遣が行われています。
 都庁職は、地震発生以降、被災地支援、救護のための東京都の施策に全力で協力することを表明するとともに、義援金を募る取り組みを行ってきました。今後も長期にわたる支援が必要であり、労働組合としても取り組んでいきたいと思います。
新入組合員歓迎パンフ
新入組合員歓迎パンフ
 今後、想定される大規模な地震が発生したときに、自治体が対応の中心となるべき機能を十分発揮しうる体勢の確立が求めれています。今回の震災でも人員削減により、的確な対応ができなかった事態もあり、また被災した施設も多く見られました。
 公務員を取り巻く状況は大変厳しくなっていますが、私たちは、自治体労働者として、都政、職場を守り発展させるとともに、都民の生活と都民の安全を守る執行体制の確立と、そのためにも職員の労働条件の確保、諸要求実現に向けて頑張っています。
 職場、仕事を動かしているのは都に働く仲間たちであり、あなたです。
 労働組合は皆さんの意志と団結によって成り立っています。労働者ひとりひとりの力が結集してこそ、労働組合は大きな力を発揮することができるのです。
 今春入都された皆さんには、是非とも都庁職に加入し、共に歩んでいただくことをお願いして、歓迎の挨拶とさせていただきます。
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