こんな職場、こんな仕事(第69回)
生活守る計量行政
経済支部 計量検定所
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分会の飯島さんと大嶋さん |
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計量検定所全景 |
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タクシーメーターを検定する |
今回おじゃました職場は、先月と同じく竹芝桟橋近くの東京都計量検定所です。計量検定所は本所のほかにタクシーメーターの検査を行う深川と立川を合わせて都内に3ヶ所あり、私たちの生活に欠かせない体温計、血圧計やはかりなどの計量器の検定などを行っています。
「消費者の信頼深める 正しい計量」というタレ幕のかかる5階建てのビルで、質量圧力計係の森戸さん、分会の飯島さん、大嶋さんにお話をうかがいました。
正しい計量器の供給・維持
計量検定所は、全都道府県に設置されており、計量器が製造及び輸入された場所の当該都道府県が検定を行っています。
また、使用中のはかりの性能を担保するために2年に1回の定期検査を行っています。計量検定所といって、ピンとくるのはこの検査と、タクシーの料金メーターです。
タクシーメーターを検査
街を歩くと、自動車整備工場に「タクシーメーター」などの看板を見た覚えはありませんか。
タクシーメーターは、通常は年に1回、都内3ヶ所の検査場で検査を行います。
2002年から規制緩和が実施され、昨年度は6万台を超えるタクシーの検査を、竹芝・深川でそれぞれ約2万7千台、立川で約7千台実施しました。
竹芝には4台の基準器(ローラー)があり、その上にタクシーのタイヤを載せて回転させ、料金メーターが誤差の範囲内で上がるかを検査しています。
検査待ちの車をきちんと整理するのも職員の仕事です。
しかし、駐車スペースは屋根もなく雨の日でも仕事は続きます。
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