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こんな職場、こんな仕事(第43回)
生鮮食料品の市場流通機能を支える
中央市場支部 築地市場設備課ろ過室
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左より焼貝さん、野木さん、中村さん、秋元さん
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ろ過室隣接の沈殿槽
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暖かな5月31日に大江戸線築地市場駅を降りて、中央市場の築地市場のなかの設備課設備係ろ過室を職場訪問しました。ろ過室3階にある仮眠室で、さっそく中村さん、焼貝さん、秋元さん、鈴木さん、野木さんからお話を伺いました。設備係(ろ過室)は現業職員が6人、再雇用2人で、24時間勤務で対応しています。泊まり勤務は2人体制で8時15分から翌朝9時までの一昼夜(16時間勤務)となっています。朝4時30分にはポンプの点検を始めて、5時前には隅田川から取水している海水をろ過し場内に送っています。仲卸業者は朝の5時からはじめているので、5時から送水です。卸業者は魚の入荷など夜から動いているので、21時30分から卸売場には送水しています。隅田川の河口から引いている水量は1日3500立方メートルであり、床洗浄等に利用されています。次亜塩素酸ソーダーを注入して滅菌し場内に送水しています。水質に関して滅菌の施設の維持管理には気を使っています。残留塩素は毎日朝晩2回検査しています。水の値段は上水の半分以下で、場内業者から喜ばれています。
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